当院の自作暗渠排水(笑)

水はけを改善するために作成しました。

 

 

(左写真)まずは土地の一番低い場所に直径30cm、深さ180cm程の穴をほります。
(右写真)次に底だけ雨水枡(穴あき)をいれて、それより上には穴が開いていない枡をいれます。雨水枡は合計6個使用しています。雨水枡の周りには一番外側に透水シートをしき、その中に石をいれます。透水シートを使用したのは、土で石の間の隙間が埋まらないようにするためです。右の写真が完成したものです。
この枡の底にはポンプが入っており、水を自動で組み出せます。水が一定の深さになると上に吸いだすように水面感知できるようにしています。
透水シートとは、水は通すが、土を通さないシートのことです。

 

 

次にポンプをいれている場所までひたすら溝を掘っていきます。深さ40-50p、幅30pくらいです。
左の写真の上の方にはポンプをいれている雨水枡が見えています。暗渠管をいれるために側面に穴をあけています。
転圧された造成地のため、穴掘りにハンマードリルは必須です。(笑)

 

 

 

(左写真)掘った溝に透水シート→石→暗渠管の順にいれます。
(右写真)その上にまた透水シートをひき、土をかぶせていきます。

 

上記の要領でのべ30m程の暗渠排水を行い、水はけの改善を行いました。製作時間はざっと1年です(笑)。

 

 


暗渠排水が終わり、切った芝生を元通りにもどした写真です。終わったあとは、一人で感慨にふけっていました(笑)
正直この作業で水はけが改善されているかは知りません。
植物は元気になっているので、いいことはしていると思います。

 

 

その他の写真

 


上の写真と違う場所に暗渠管をいれています。

 


息子がすっぽり入るくらいの穴を掘り、溝にしていきます。

 

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