病院の庭の写真 クレマチス 2025/5/27
園芸療法とは、“花と緑で人を癒す”療法です。
当院では草花や樹木などの園芸植物を通じて、患者さんの心の健康、体の健康、社会生活における健康の増進を目的に園芸療法に取り組んでいます。
具体的には当院の庭に様々な樹木やクレマチス、草花を植栽しています。
昔から、『病(やまい)は気から』という言葉があるように、気が滅入っていたら、次々病気になっていくことがあります。
落ち込んだりしているときに、庭の樹木の葉や美しい花を見てもらうことで心をリフレッシュし、病をはねのけてほしいという思いで、庭に色々植栽しております。
また、園芸療法は認知症予防・治療にも効果が認められています。
美しい花や景色をみて脳が刺激されることが刺激になるようです。
当院に通院されている患者さんの認知症予防にもいいのではないか、と思っております。
ローダンセマム 2025/4/19
花に興味がない患者さんにも、是非その一瞬の儚い美しさに魅力を感じてほしいと考えております。
2024年・2025年5月に当院の庭で園芸療法の一環として、『クレマチス花フェスタ』を開催しました。
当院の患者さんにクレマチスや宿根草・一年草の花、木の新緑を存分に楽しんでもらおうと思い、行った企画です。
大変好評で、みなさん満足されておりました。
花屋さんにも来ていただきました。
2026年も開催予定ですので、お楽しみに。
2024年5月の『尾田内科クリニック クレマチス花フェスタ』
初めての花フェスタ。朝には院長の公演も行いました。
2025年5月の『尾田内科クリニック クレマチス花フェスタ』
この年は趣味の園芸でおなじみの講師、金子明人先生がお越しいただいていたので、園芸話をしてもらいました。
2025年5月の『尾田内科クリニック クレマチス花フェスタ』
私と金子さんのツーショット。おっさん2人(笑)
2025年5月の『尾田内科クリニック クレマチス花フェスタ』
地元の花屋さんも来ていただきました。たくさん売れていましたよ。
当院で特に多く植栽されている花としては、クレマチスがあります。
これは、開院時に何気なく植栽したつる性の花なんですが、次の年にはあまりの美しさに衝撃を受け、そこから様々なクレマチスを購入し、病院の庭に植栽していっております。
現在は自宅の庭を合わせて400種を超えるクレマチスを路地植え栽培しております。
クレマチスの原種の1つであるカザグルマは日本原産の植物で、古来から親しまれてきた植物です。
現在は中国やヨーロッパやアメリカ大陸のクレマチスと交配され、多くの園芸品種が作出されています。
どれも特徴があり美しい花であるため、一度自宅に植栽してみてはどうでしょうか?
たくさん植栽されているクレマチスたちです。ピンクのバラ 安曇野も写っています。
秋から冬にかけては色々なビオラも植栽しています。